わたしとねことリモートワーク

「ねこのかぎしっぽ株式会社」にて、フルリモートで働く様子を綴ります。

愛猫との別れ

皆さんこんにちは、ねこのかぎしっぽ株式会社採用担当のゴローです。

 

いきなり不穏なタイトルですみません。

タイトル通り、先日愛猫と突然ですがお別れをしました。

 

うちのにゃんこは4年前の春、やってきました。

初めて顔を合わせたのはその1ヶ月前、まだ生後1ヶ月で手のひらに乗るサイズ。

半年ほど前から家族で「猫をお迎えしたいね」と探していたとき、
何度か通ったペットショップの方に声をかけていただいて会ったのがこの子でした。

手足と耳が大きく、腕から肩、頭までよじ登ってくるやんちゃさに
家族みんな「この子がいいね!」と満場一致で決まりました。

その日は一旦手続きだけ行い、家の環境を整えるためお迎えは後日ということに。

 

名付け親は母で、誕生日を聞いていたので
「さくらが満開だった日だね、女の子だしさくらちゃんがいいな」となりました。

 

昔にも一度猫を飼っていたことがありましたが、
その子はだいぶ大きくなってからのお迎えだったので子猫の飼育は初めてでした。

遊んでも遊んでも尽きない体力やゴハンの豪快な食べっぷり、
遊び疲れて一瞬で電池が切れたように眠る様子に家族みんなが癒されていました。

 

大人になってもおてんば娘は変わらず、元気いっぱいの3年半。

別れは本当に突然でした。

 

朝、父の起きる時間になるといつもさくらが起こしにいくのですが、
「今日は時間になってもこないな」と思って猫ベッドの中を覗くと、
もう既に冷たくなっていました。

前の日、いつも通りゴハンを食べて、いつも通り遊んで、いつも通りお昼寝して、
いつも通りオヤツをねだって、いつも通り寝る前ベッドに入るのを嫌がって。

全部全部、いつも通りでした。

明日またゴハンあげるからね、明日また遊ぼうね、明日またオヤツあげるからね。

そう思って眠り、そのまま息を引き取りました。

 

家族みんな、誰一人心の準備なんてできていませんでした。

さくらと一番長い時間を一緒に過ごしていた母ですが、
そんな母の涙を見たのは、人生で二度目でした。

 

ねこのかぎしっぽ株式会社で一緒に働く仲間たちも、
猫ちゃんとお母さんのそばにいてあげてくださいね、
何かお仕事で代われることがあれば言ってくださいね、と
優しいお言葉をかけてくれました。

 

翌日、市の火葬場にペット火葬の申込をし、見送ってきました。

合同火葬のため遺骨は回収できません、ということで
小さな台にお花を飾ってあるところで最期のお別れをしてきました。

そこに置いてくる形になり、「さくらを置いてきちゃう」と思うと
少しの間その場から離れられませんでした。

 

その後、人事採用担当内で行われたミーティングで顔を合わせたときにも、
改めてスタッフさん達に本当に残念でしたね、と声をかけていただきました。

過去に勤めていた会社では「ペットが亡くなったくらいで」という風潮を
モロに食らったこともあったので、温かさに救われる思いでした。

 

ねこのかぎしっぽ株式会社では、
闘病中の子を応援したり、家族が増えたら祝福したり、
猫好きのスタッフしか集まらないからこそできる空気感があります。

ミーティング中に猫が乱入してくる、飼い主さんに話しかけてくる、
猫とは切っても切れない縁の中でこれからも生きていくんだと思います。

 

さくらには、いつか生まれ変わって会いに来てくれたら、
またうちの子になってほしいなと思いましたね。

 

そんなねこのかぎしっぽ株式会社では、
一緒に働いてくれる「猫大好き」な仲間を随時募集しています。

よろしければ公式HPもチェックしてみてくださいね。

 

皆さんも、ご家族も、家族の一員の猫ちゃんも、元気な毎日を過ごせますように。